なぜ、風水でドライフラワーはNGなのか
紫陽花の季節になりましたね。
うちのサロンにも、色々な色や種類の紫陽花を飾っています。
昔、子どものころ、庭の紫陽花を学校に持っていけと、よく祖母が新聞紙にくるんで持たせてくれました。
小さな私に、紫陽花はとても大きく感じ、そして新聞で無造作にくるまれた紫陽花が
全然可愛くない気がして、実は、学校にもっていくのがとても嫌だったのを覚えています。
先生が、教室の後ろに花瓶に入れて飾ってくださっても、全然可愛いと思えなかった。
でも、今になって、紫陽花はなんて美しい花なのだろうと思います。
生花ももちろん、ドライフラワーにしても素敵な花。
美しいドライフラワーにするコツは、生花のまま、切ってすぐに花瓶に水をいれずそのまま飾ること。
少しずつ、色が薄くなっていって、その経時変化をみるのも、日々の楽しみです。
風水の講座でも、よく「ドライフラワーって風水的にどうなのですか?」と聞かれます。
色んな風水の先生方は、基本、ドライフラワーはだめって言われることが多い。
なぜなら、「命の無くなったものを飾ってお行くのは、骸骨を飾っているのと同じだから」と。
でも、私は風水の講座の中で「ドライフラワーを飾ってもいいですよ」とお伝えしています。
ただし。なんでもよいわけではありません。
どんなドライフラワーでもいいわけではなく、ちゃんと
想いの入っている「お気に入り」のお花なら。
「お気に入り」は「氣」=エネルギーがが入っているものです。
例えば、お友達が大切なお祝いに贈ってくれた花束を
嬉しくて、いつまでも愛でていたいな~と思うなら
それをドライフラワーにするのはいいと思うのです。
花の命は終わってしまっているかもしれないけど
それを見るたびに、そのときの嬉しい気持ちを、幸せな気持ちを思い出せるから、。
でも、単なる「このお花、ぶら下げておくとドライになるよね」
それならドライではなく、生花を楽しんでください。
生花は、お家のエネルギーを3倍高めてくれますよ♬
そして、いくら「お気に入り」のドライフラワーでも、「美しく愛でる賞見期限」があると思うのです。
茶色く変色して埃がたまったままのようなものは「長くありがとうね」と処分してくださいね。