私が見上げているのは、
新しく移転する白木町のお家を建てる
土地の前に、大きく空にそびえる大樹。
夏に撮ったので、ノースリーブの私笑笑。
昨年6月に、初めてここを訪れ、
この樹を見た時に、
あー、ここに住もう、
ここに家を建てようと決意した。
サロンを2階にして、
とても大きな窓から、
この樹と山と空を見上げて
のんびり癒されて
たくさんのお客様に笑顔になってもらおう
とすぐにお家のイメージができました。
この樹があったからこそ、
この土地が好きになったかもしれない。
この土地のことなど
知らなかったはずなのに、
昔から、辛いことがあるたびに
「森のお家に帰りたい」
「森に住みたい」と呟いていた私は
「きっと前世、森の妖精だったのよ😳」
としょっちゅう言葉にしていた笑笑
でも、ここを訪れたときに、あー
ここだったのね、と。
祖母が残したこの土地が、
きっとずーっと待ってくれていたんだと、
不思議な気持ちになりました。
不便さや寂しさの心配なんて
まったく無く、
80歳まで一人でローンを組むことにも
迷いもなく😅
(いや、不安はもちろん
むちゃくちゃあった笑笑)
でも、もはや、やるしかない。
という決意。
この10メートルを超えるこの樹は、
なんの樹だろうと調べてみると、
どうやら「榎」らしい。
古くから「エンノキ(縁の木)」と
言われて、良い縁を結び実を結ぶ、
縁起の良い木。
あるいは悪い関係を断ち切ることを
意味する「縁退き」とした。
縁を結ぶにはエノキに願をかけ、
縁を切る場合は、人知れず
そっとエノキの葉を食べると良いらしい。
「縁の木」と呼んでありがたがり、
御神木とする場合もある。
国蝶であるオオムラサキのエサとなり、
秋に赤い実をつけ、ツグミ、ヒヨドリ、
ムクドリ、メジロなどの小鳥たちが好み、
動物たちも食べに集まることから、
花言葉は「共に生きる」「共存共栄」。
徳川家が一里ごとの目印に植えるように
命じたと言われ、夏の木と書くように、
大きく育ったその木陰で人々は、
涼を取るためカラダを休めた。
ここに建つ私のサロンが、
たくさんのお客様との
ご縁となりますように。
ココロを休め、カラダを休めて、
ホッと癒される場所となりますように。
お越しくださった方々が、
この枝葉のように、
ここから素晴らしいご縁が
広がりますように